さてさて、誰もが一度はやりたくなる定番企画、
Perfumeの曲の感想文。
やっぱ語りたくなるよねそうだよね。ね。
もうサンザン書き尽くされて、読み飽きてる方、どうもスミマセン。
で、第一回は
“願い”
この曲、メロディーとバックトラックの組み合わせがキモだよね。
メロは、ちょっと懐かしめなニューミュージック。
てゆうか松任谷(荒井)由実。
ただ、? てなるのが、いわゆる「大サビ」がない事。
もし、一般ウケを狙いにいったなら、絶対泣かせるクライマックス、入れてくるでしょ?
それで、「うーん……」てなった人、正直いると思う。
でも、これ、絶対わざと。
理由は神にしか分からないけど、あまりにもベタになるのを回避したのかな?
ずっとメロディーをループしてると、なんかオルゴールみたいに、安らぐね。
しかし、神はこのメロにグラウンド・ビートをぶつけてきた。マカロニといい、ゆっくりした良メロにちょっと横ノリ気味のリズムを合わせるのが神のセオリーなんでしょうか。
それも、良く聴くとさりげなく凝ってて、ノイズ音を使ってブラッシュ・ワーク……つまりジャズとかで、卵泡立て器みたいなやつをシャカシャカしゅわしゅわやってるアレ……っぽい音入れてるけど、その「タメ」具合が絶妙。
あ、この感じで、コード進行変えて、クラブジャズにしたらカッコイイなあ、とか思った。
あ、そうだ。
メロディーの可愛さに比べて、やけに「大人っぽい」んだ。
甘辛、ってやつ?
Perfume史上1番オトナかも。
例えば、ガンガンに踊った後に流れてきたら、かなり癒される曲ですね。意外と酒が似合うというか。
Perfumeの今、にふさわしい。
後ね。
Perfumeのシングルのカップリングって、ちょっと実験する場所なのかも。
Perfumeの王道、ダンサブルな4つ打ちテクノにキャッチーなメロディーと切ない詞、だけじゃない――Perfumeというユニットの可能性を拡げて行く楽曲を放ってくる、変化球エリア。
Perfumeが単なる流行りもので終わらないための、「ノリシロ」。
またまだこんなのもありますけど? という「プレゼン」。
そして、神からPerfumeに対しての、
「さあ、この曲をどうする? ライヴとかでさ」
という挑戦。
いや、これはどうかな~?
さあ~?
考えすぎついでにもうひとつ妄想を。
最後のピアノだけど。
ちょっとたどたどしい、と言われてます。
もしかしたら、このピアノ、打ち込みなんじゃね?
自然な手弾きのぎこちなさを打ち込みで創る、というチャレンジだったのかも。
だったら、「このピアノあんまり上手くないね」なーんて上から目線のカキコミとか、まんまとハマってるわけで、してやったりですよね。
そうだったら面白い。
サウンドばっかで、詞について触れてませんが、いやーこの詞の事書いちゃうと、ちょっとヤバくね? てかキモくね? このオヤジ……て言われそうだからさ。
まあ、皆さんの感想とあまり変わりませんよ。
それいうと、この記事終わっちゃいますけど。