2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

FROM ONE TO ELEVEN








 勝手な思い込みを書くのが、Perfumeブログの醍醐味なので、ついでに書いておきます。


「11」とは、もちろん「次の一年」……つまり「未来」を意味している、なんてことはとても分かりやすいので、改めて言うまでもないわけですね。

 今までの集大成、というだけでは終わらない、と。

 武道館で完結するかに見えた「奇跡のストーリー」、そしてただ会場を大きくすればいいのか、という疑問を自らいだいていたが、やってみれば大きな意義を感じた「代々木ディスコ」、
横アリ4デイズで終わったツアー。

 そんな中、なぜか口をついて出た「東京ドーム」。

 無意識の願望が、あ~ちゃん(と、ちひろちゃんw)にこの言葉を言わせたんだと思う。

 その真意はともかく、スタッフがそれを実現するためにこそ、去年から今年にかけて動いていたことが、これではっきりしました。

 アニバーサリーのお祭り、というエクスキューズでもなければ、実現できなかったかも知れない大きな野望。

 ここではっきりしておきたかったこと、それは、「なぜそこでやるのか」ということではないでしょうか。

 つまり、武道館が、そして紅白が実現したときにファンもPerfumeもあやうく、「これでゴールなのではないか」と思いそうになっちゃいましたよね。

 で、この後のモチベーションは? っていう。

 実際、これを境にテンション下がっちゃった人が続出しました。

 代々木にも横アリにも、そういった物語性が無かったために、ファンの不満も聞かれました。
 つまり、「ホントはPerfumeは小さい会場がふさわしいんだけど、武道館は彼女たちの目標だから、一緒に付き合ってあげよう」とか、
「紅白なんて下らないけど、地方出身の彼女たちが子供の頃から憧れてた到達点なら、一緒にお祝いしてあげよう」と思えたわけです。
 しかし、そのまま会場を大きくしていくなんて、聞いてネエゾ、ってわけ(苦笑)

 掛け値なく言えば、このまま無制限にファンの数が拡大していくとは思えず、いずれは相応しい規模に収まっていくでしょうが、現在はともかくある程度の収容人数が、Perfumeのライヴには必要です。
 ただ、一度に集めるか、全国にバラすかだけの問題です。
 ファンが小さい会場を望むのは、現実的ではなく、ただのノスタルジーに過ぎないとさえ言えます。

 じゃ、あのままブレイクせず、1000人以下のライブハウスがいっぱいになる程度で、維持出来ていたのかといえば、そんなことはありえません。
 ブレイクしなければ、消滅していた。それが事実です。

 


 話がそれました。

 彼女たちは、かつての武道館のように、ドームを「ゴール」とは捉えて欲しくなかったのではないでしょうか。
 大きな会場でライヴを行うことを、目標としているのではなく、ある種の「里程標」として、旅の区切りとしてみて欲しい。
 そして、「ここを境に、また新しい旅の途上へと向かう」ということなのだと思います。

 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11。

 だから、このひと繋がりの数字のなかで、一番大事な数字は、「11」なのです。

 今までの集大成、Perfumeの歴史展示、アニバーサリーのお祭り。

 たった、あえて言いますが、たったそれだけのことで、東京ドームを使うのではありません。

 これからのPerfumeを、提示するーー。

 東京ドームは、「Perfumeの次の10年」を大々的にお披露目する、巨大な「ショーケース」「近未来博覧会」なのではないでしょうか。

 僕は、そうであることを望んでいます。




プロフィール

髭熊船長

Author:髭熊船長
FC2小説サイトに小説を書いています。

月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR