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- 2010/05/31/Mon 22:39
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勝手な思い込みを書くのが、Perfumeブログの醍醐味なので、ついでに書いておきます。
「11」とは、もちろん「次の一年」……つまり「未来」を意味している、なんてことはとても分かりやすいので、改めて言うまでもないわけですね。
今までの集大成、というだけでは終わらない、と。
武道館で完結するかに見えた「奇跡のストーリー」、そしてただ会場を大きくすればいいのか、という疑問を自らいだいていたが、やってみれば大きな意義を感じた「代々木ディスコ」、
横アリ4デイズで終わったツアー。
そんな中、なぜか口をついて出た「東京ドーム」。
無意識の願望が、あ~ちゃん(と、ちひろちゃんw)にこの言葉を言わせたんだと思う。
その真意はともかく、スタッフがそれを実現するためにこそ、去年から今年にかけて動いていたことが、これではっきりしました。
アニバーサリーのお祭り、というエクスキューズでもなければ、実現できなかったかも知れない大きな野望。
ここではっきりしておきたかったこと、それは、「なぜそこでやるのか」ということではないでしょうか。
つまり、武道館が、そして紅白が実現したときにファンもPerfumeもあやうく、「これでゴールなのではないか」と思いそうになっちゃいましたよね。
で、この後のモチベーションは? っていう。
実際、これを境にテンション下がっちゃった人が続出しました。
代々木にも横アリにも、そういった物語性が無かったために、ファンの不満も聞かれました。
つまり、「ホントはPerfumeは小さい会場がふさわしいんだけど、武道館は彼女たちの目標だから、一緒に付き合ってあげよう」とか、
「紅白なんて下らないけど、地方出身の彼女たちが子供の頃から憧れてた到達点なら、一緒にお祝いしてあげよう」と思えたわけです。
しかし、そのまま会場を大きくしていくなんて、聞いてネエゾ、ってわけ(苦笑)
掛け値なく言えば、このまま無制限にファンの数が拡大していくとは思えず、いずれは相応しい規模に収まっていくでしょうが、現在はともかくある程度の収容人数が、Perfumeのライヴには必要です。
ただ、一度に集めるか、全国にバラすかだけの問題です。
ファンが小さい会場を望むのは、現実的ではなく、ただのノスタルジーに過ぎないとさえ言えます。
じゃ、あのままブレイクせず、1000人以下のライブハウスがいっぱいになる程度で、維持出来ていたのかといえば、そんなことはありえません。
ブレイクしなければ、消滅していた。それが事実です。
話がそれました。
彼女たちは、かつての武道館のように、ドームを「ゴール」とは捉えて欲しくなかったのではないでしょうか。
大きな会場でライヴを行うことを、目標としているのではなく、ある種の「里程標」として、旅の区切りとしてみて欲しい。
そして、「ここを境に、また新しい旅の途上へと向かう」ということなのだと思います。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11。
だから、このひと繋がりの数字のなかで、一番大事な数字は、「11」なのです。
今までの集大成、Perfumeの歴史展示、アニバーサリーのお祭り。
たった、あえて言いますが、たったそれだけのことで、東京ドームを使うのではありません。
これからのPerfumeを、提示するーー。
東京ドームは、「Perfumeの次の10年」を大々的にお披露目する、巨大な「ショーケース」「近未来博覧会」なのではないでしょうか。
僕は、そうであることを望んでいます。