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- 2009/08/31/Mon 21:58
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朝の儀式の準備は、前夜から始まります。
お米を研ぎ、自分が起きる時間に炊飯器のタイマーセット、これが大事です。
早めに炊けるようにしたりすれば、取り返しがつきません。注意しましょう。
もう一つ大事な事は、遅い時間に食べたり、深酒したりして、翌朝の胃の調子を悪くするような愚を犯さない事。
では、おやすみなさい。
そして、朝。
健康的な目覚めなら、当然空腹を感じているはずです。
朝食べる習慣がない、なんて人は、この儀式に参加する資格がありません。改めましょう。
まず一杯の冷水で、胃を目覚めさせます。
そして、おもむろに冷蔵庫から卵を一つ、取り出します。
小さな器と、お箸を用意し、器に卵を割り入れます。この時、殻が入らないように注意。平坦なところで割るといいでしょう。
しかし、もちろん僕は、片手で卵を割ります。その年期の入った手つきに我ながらホレボレ。
次に、これは好みですが、僕はカラザを取ります。小さい時からの習慣です。急いでる時は我慢しますけど。
ここからが本番。箸を掴み、左手に器を持ち、かき混ぜます。
テレビを見ながらでもいいので、とにかくかき混ぜます。
ドンドンかき混ぜます。ぐるぐるかき混ぜます。
空気を含ませながら、チャカチャカかき混ぜます。何なら、逆さにしても落ちない位の勢いです。
細かい気泡が入り、フワッフワになったら、ここからが勝負。
出来るだけ素早く、炊きたて熱々のご飯をお茶碗によそい、真ん中に小穴を空けます。
そこへ、フワッフワの溶き卵を流し込みます。
この時、少しだけ、器に残すようにしておきます。これがポインツ。
白身と黄身がほとんど混ざっていますので、熱々ご飯と混ぜ合わせると、熱が通り、少し硬くなります。
そこへ、残しておいた卵を足すと、また柔らかくなるんですね。
混ぜ方が足りないと、白身だけ先に固まるので、場所によって味と食感が変わり、フワフワ感もなくなってしまいます。
それに、空気を含む事によって、卵の甘みが増すような気がします。
さて、程よく混ざった卵とご飯を、まず一口。
え? お醤油はって?
まず味見して、それから少しずつ掛けまわしていくんです。決まってるじゃないですか。
僕は九州人なので、お醤油は甘めの濃い口です。これは、地方差もあるでしょう。
もちろん、お醤油にこだわったり、専用醤油を使ったり、出汁醤油を使ったり、贅沢をすればいくらでも出来ます。
それを言うなら、卵も、贅沢なものがお金を出せばいくらでも手に入ります。
しかし、僕は普通の卵、普通のお醤油で、十分楽しめます。
それには、この記事の如く、条件を整え、丁寧に支度すればいいのです。
これが僕の朝の儀式、
TKGの……
たまごかけごはんの食べ方です。
※黒猫堂さんの記事にコメとして書いたものを、改めて記事にしました。