2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008年の三宅裕司とPerfume



小林信彦の「B型の品格」を読んでいて、ハッとした。

2008年6月26日に、週刊文春に掲載されたコラムである。

「伊東四朗一座」に関する話だ。
伊東四朗と三宅裕司が中心になって、下北沢本多劇場などで公演を打っている軽演劇である。

なかでも必ずあるコントが、伊東四朗と三宅裕司による、
「台詞がどうしても歌になってしまう」というものだが、
このコラムに取り上げられた「喜劇 俺たちに品格はない」のそのパートで、
Perfumeの曲が使われたのだそうである。

繰り返すが2008年6月のコラムである。

脚本の妹尾匡夫と、三宅裕司のチョイスであろうが、この事実は意味深い。

客層の若さに合わせたにせよ、笑いにするためには
「ワンフレーズで曲を認知してもらえなければ、笑いにならない」
のである。

シビアな喜劇人のオッサンたちが、計算し尽くしたコントに放り込んでくる曲に、Perfumeの、多分「ポリリズム」を選んだのだ。



Perfumeは、その事実を、おそらくは知らないのだろう。

最近、Perfumeがいいともに出た時に、三宅裕司に対して「あたしたちの事憶えてますか?」と言っていたが、
憶えてるどころの話ではなかったのだ。

プロフィール

髭熊船長

Author:髭熊船長
FC2小説サイトに小説を書いています。

月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR