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Perfumeは散歩のお供。



前にも書きましたが、療養中の僕には、朝の散歩が大事なのです。

なので、まだ薄暗いうちから家を出て、自宅の周りを徘徊散歩しています。

その時のおともに必須なのがiPod。

ハウス系、テクノ系の音が心拍と同期してとても気持ちがいいのですが、ここのところ、結局Perfumeをシャッフルしながら聞くことが多いんです。

あの声は、朝の空気にとてもマッチして、僕の脳にも心地よく響くのです。

セロトニンが多めに出る気さえします。

公園のベンチで休憩し、朝日を浴びながら聴くと、とても気分が良くなります。



ここのところ更新をサボっていたので、せっかくのPerfumeの新譜に何のコメントもしていませんでした。

が、もちろんちゃんと聴いていましたよ。

ですので、今回は、あくまでも朝の散歩のお供として聴いたPerfume、という形で、感想のコメントを記しておきたいと思います。






〈VOICE〉

この曲はタイトル通りPerfumeの声の気持よさを味わう曲でした。
特に「続くなら」と歌い上げる部分が気持ちいい。気持よさそうに歌ってるし。
ちょっと思ったけど、この曲、テレビから流れたら「タケモトピアノ」のCMみたいに子どもが泣き止むんじゃないかしら。
ぐっと耳を引く音です。
チャイニーズなメロディですぐ「YMO」を連想した人いるようですが、ま、確かに似た音色、フレーズのシンセの音も聞こえてきますが、リズム、ノリが違うので僕には似て聞こえませんでした。


〈575〉

こっちは打って変わって「和」ですね。メロディのゆっくりさ加減とバッキングの細かい刻み方にワクワク感を感じました。
メロが和風ならば、ラップ部分は「ニッポン」って感じ。裏を返せば今時の女の子の恋愛にも、実は大和撫子的な古風さがあるんだよ、というようにも聞こえます。
「ポリリズム」でもそうでしたが、57調は日本語のうたにはまりますね。琴線に触れる部分があります。だからこそタイトルでネタバレしなきゃよかったのに、とも思うけど。


〈ねえ〉

この「ねえ ねえ」のところの音程が、生理的に人の耳を惹きつけますよね。子どもの声のようだし。
あーちゃん成分多めな感じ。これまでは、かしゆか成分で人の耳を引いてましたが、ここに来てあーちゃんキタ、って感じです。
キック強めだから散歩の足取りも軽くなります。
Perfumeの魅力である声の重なりが、この曲ではまたモザイクのように細やかで、デート前の女の子のわくわく気分を華やかに表現しています。
例の高速ステップのところ、音だけ聴いてるとちょっとユーモラスで、お出かけ前の準備にバタバタしてる女の子の画が浮かんだりもして、たのしいですね。
この曲にはどこかユーモアがあって、そこが好きです。


〈FAKE IT〉

さあきたきた、「ねえ」のほのぼの感をぶっ飛ばすフェーザー光線。(このフレーズ何処かで……)
裏Perfumeというべき、ライバルに負けないわ、という強気肉食姉ちゃんシリーズです。
この歌詞はいい! 近年の傑作ではないでしょうか。
メロの歌謡テイスト、そしてJ-POPにあるまじき凶暴なサウンド。
ハンドクラップとスネアを合わせたり、懐かしくも新しい工夫が随所に見られます。
音そのものも、このシングルでまた良くなってないですか? 新しいスタジオの成果でしょうか。




「ねえ」のインストがいい、とかいろんな声がありましたが、まあそのへんは割愛します。

 この2枚のシングルで、僕は「Perfumeの声、コーラスのよさ」を再発見しました。
 取り換えの聞かない絶対的な個性だと思います。
 何にも似てない。一人欠けても成り立たない。そういう良さ。

 ほんと、Perfumeって、何にも似てないんだよなぁ……。
 似たグループって、いくら考えても思い当たらないんだ。



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