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儀式の意味



 現在発売中のブロスに掲載された対談の中で、東京ドーム公演のオープニング・アクトである「GISHIKI」の意味が説明されていました。

 これからの一生をPerfumeに捧げる、Perfumeと共にする、Perfumeに嫁ぐ、そういう意味があるのだ、と。

 これはかなり重要な言葉だと思います。

 MIKIKO先生とPerfumeの三人の決意表明だからです。

 言ってみればあのドームの観客たちは儀式の単なる「目撃者」から、「参列者」へと強制的に立場を変えさせられ、MIKIKO先生が言った通りあのアクトの「舞台装置」にすらなったのでした。

 言い方を変えればあれは巨大な「披露宴」でもあったかもしれず、そこに居合わせたものは否応なしにあの三人を「祝う」という役目を負わされたのです。

 もう一つ言い方を変えれば、あれは修道女が俗世を捨てて神のもとへ嫁ぐ儀式、であったのかも知れません。
 だとすれば参加者の皆さんはPerfume神の前における、聖なる立会人であり、神との契約における証人なのでした。

 前に、僕はPerfumeのライブを「祭り」=「祀り」である、と書いたことがあります。
 そしてPerfumeの三人を踊る巫女のようなものだと。
 普通の音楽コンサートと、明らかに違うんだ、と僕は書きました。

 どうやらPerfumeサイドもそう考えているようです。

 そして、儀式は通過儀礼であり、これでPerfumeは一人前の大人になった、ということでもあります。
 嫁ぐ、とはそういう事ですから。

 そう、今、Perfumeは大人になりました。

 さて、ではPerfumeはどんなふうに大人になったのでしょうか。

 

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