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次のシングルへの期待を、あの二人が語る!

ベティ「あそうだ、Perfume並びに関係者各位、ファン並びにそうファンでもない観客の皆さん、ツアー終了お疲れさまでした」

くま美「これをもって、簡単ですが、ご挨拶へ代えさせて頂きます。(笑)」

べ「あら、それじゃなんかもう終わっちゃうみたいじゃない?」

く「まあいいじゃないの、決まり文句なんだから」

べ「で、今日は、これからのPerfumeって事だけど、なんか「新曲発表」とか無かったらしいじゃない? どうなってんのかしら」

く「てっきりアタシ達の読みがはずれたわよね。ほら、ツアーッつっても、中田ちゃんには関係ないじゃない? アルバム出したあと、少し間を空けて、てっきり新しいシングル曲の制作に入ってると思ってたのにね」

べ「それかさ、夏の間に幾つかデモをアミューズや徳間とやりとりしてて、歌入れをホールとアリーナの合間、9月にやってから、追加公演で発表、どかーん!みたいな」

く「いや、あたしはさ、その読み、まんざら間違ってはいないと思うのよ。でも、もしかしたら、発売日がまだ確定してなくて、告知しないことにしたのかも」

べ「そうね、『ドリームファイター』みたいに、振りとPVを作ってから、客前で披露というわけじゃないしね」

く「おそらく、次のシングルはとても重要になると思う。ぬるい出し方はできないっていうか」

べ「まあそうよね。ていうかさ、Perfumeの正念場、って感じよね」

く「え? そこまで大げさかしら?」

べ「何言ってんの、アンタものんきなオンナね。
 これから、ちょっと厳しく聞こえるかも知れない事を言うけど、おカマの言うことだから許してね。
 春にさ、「ワンコ」出したじゃない? あれは、アタシら的にはめっちゃ好きな曲だけど、世間的にはどうだったかって言うと、強烈に記憶に残るって程ではなかったと思うの。
 それから、アルバムね、これもセールスは良かったけど、じゃあこのアルバムを『買わなかった』人の耳に、楽曲がどれだけ届いたかと言うと、そこはやはりギモンよね。
 それから、夏から秋のツアーだけど、これ、芸能ニュースでもっとクローズアップされてれば別だけど、例えばTVでPerfumeが『夏から、全国ツアー回ってまして』と言ったとしても、一般的には、へえそうなんだ、ってくらいのことなのね」

く「厳しいけど、それも現実よね」

べ「正直言ってね、世間なんて、セールスが何位だったか、ましてや売り上げが何枚だったか、なんてすぐ忘れてしまうものよ。ただ、『売れた』という事実だけが記憶に残る……ある程度関心がある人に、ってことだけど。
 じゃあ、何が一番記憶に残るかというと、印象的なメロディ、フレーズ、これだと思うの」

く「そうよね、アタシ達、あのやたら人数が多いアイドル集団、あんまり好きじゃないけど、今度の曲の『フック』っていうか、CMで流れてるとこは、印象に残るよく出来たフレーズだとは思ったもの」

べ「まあ、あそこはいろんな裏技で数字稼いだりしてて、業界的に強いとこだから、タイアップをうまく使えて良いわよね。ってそんな話じゃなくて。
 これから出すシングルはね、『記録よりも記憶に残る』楽曲でなければならないと思う。それこそ、このタイミングで『エレクトロ・ワールド』を出してたら、いい結果出せたのにな、とか思うくらい。あれ位、一度聞いたら忘れないインパクトと、キャッチーさ、中毒性、かっこよさと可愛さ、のある曲であってほしいわ」 

く「それには、中田ちゃんに頑張ってもらわないとね。あの子、サウンドもいいけど、良メロを作れる子だからさ、その才能を出し切ってもらいましょうよ」

べ「アンタもかなり上から言ったわね、今。(笑)何、中田ちゃんとおつきあいでもあんの?」

く「いや、ないけど。ってかタイプじゃないし」

べ「そんな事聞いてないから。
 で、もし素晴らしい楽曲が出来たら、それはやっぱり『タイアップ』で、聞いてもらう機会を増やした方が良いと思う。
 どちらかと言うと、Team Perfumeはタイアップには消極的で、地道なプロモ活動に力を入れがちだけど、今回だけは、ちょっと頑張って欲しい。
 それは、さっき言った『世間の耳をこちらに向ける』って意味でね。『イメージの更新』ね。
 今までの、Perfumeと言えば、こういう曲でしょ? ってイメージを、良い意味で裏切って、固まりかけた先入観をリフレッシュしないと」

く「そうね、思い切ったカッコいい曲とかね」

べ「そうなのよ、そろそろ、そういうハードな線をアピールしても良い頃かも知れない。
 これは、マジに、『ポリリズム』当時並みの『再売り出し』が必要だと思う」

く「えらくさっきから、力が入ってるけど、でも考えてみて。
 誰かが言ってたけど、あの横浜アリーナで、平日にライヴして、4日間ソールドアウトに出来るっていうのは凄いことよ。
 そりゃ、ファンのチケット買い過ぎとか、転売屋とかの要素はあってもね。
 中には、あの会場で、がらんがらんだったミュージシャンもいるらしいじゃない?あそこまでやるのは、実はそう簡単なことじゃないんじゃないか、って思うんだけど」

べ「確かにね。今は、その状況を見る限り、固定ファンや新規ファン相手の活動でも十分盛り上がってる印象はある。ライヴに関してはそれでいいかも知れない。
 でも、それとは別に、よ。長い目で見れば、まだそこだけに絞り込むのは早過ぎるでしょ。
 さっきも言ったけど、どれだけライヴが盛況でも、知らない人にとっては『コップの中の嵐』。
 Perfumeのライヴは凄いんだって、という情報が広まっていくのに任せるだけじゃなくって、時には世間の目を惹く活動もしていってほしいじゃない?」

く「でもね、何も毎回オリコン1位を目指す! とかじゃなくって良いていうか、むしろ目指さない方が良くない? あまり出すたびに1位だ2位だってやってると、逆に『流行もの』『ブーム』感が漂って、古びるのも早くなる気がする」

べ「それはそうなんだけど、だからこそ、次のシングルを強く印象づけたいのよ。何か新しいことを、常に提案していくスタンスっていうか。
 今の、ぬるいぬるい安全パイばっかりの淀んだ空気に、新鮮な風を送るようなね。
 カウンターパンチをドカンと入れて、さっと逃げてきちゃうみたいな、自由な感じが欲しいのよね」

く「あ、それなんかカッコいい。『ポリ』も、考えてみればそういう曲だったもんね。そうか、『記録じゃなく記憶』って、そういう意味ね」

べ「もう、数字的な上昇志向じゃなくって、何を発信していくかってことよ。そういう段階にきてると思う。この2年ばかりで、足下はある程度固めたけど、本来は、それから何をしていくかってことが、大事だったはず。売れるのは目的じゃなくって、手段ていうか、活動のために必要だってだけでしょ?
 どんな音楽を聴いてもらいたいか、どんなパフォーマンスを見てもらいたいか。
 アタシ達は、こういうことをやってますっていう、広報活動としての、そして『こういう曲はどうですか』っていう世間への『提案』としてのシングルリリースでなければ」

く「ますます、難しいでしょうけど、やりがいがあるっていうか、ただ売れなさい、っていうよりはずっと意味があるっていうか」

べ「それも、あくまで楽曲が優れていることが絶対条件。そこをおざなりにしちゃって、ただ『コンセプト先行』でやって、どれだけの人たちが消えていったか……。そこを大事にする事こそが、Perfumeの本懐でしょ。
 あえて、こんな事話したのは、実は……」

く「あ、待って待って、そこから先は、今日はマズいわ、いくら何でも。
 ライヴの幸福感こそが、Perfumeの財産なんだから、アンタの言い方を真似すればね。
 今日はここまでにしときましょう」

べ「そうね、またいつか、折りをみて、お喋りしましょう」

コメント

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1 ■後世に残る曲

私が思うに、ラブワーもDFもキャッチー的。
でも、リスナーを圧倒するメロディなのか?と言えば?が付くでしょう。

路線はエレワーとかシクシクやNFとかの方が聴いた瞬間、魅了される。

それか、edgeみたいなカッコ・バキバキ系?

2 ■Re:後世に残る曲

>こたつねこ(大阪)さん
コメントありがとうございます。
て言うかですね、今まで聞いた事無い曲が聞きたいんですよね。
ファンが「え?」って呆気にとられるくらい。
で、一般の人が何これ、良い曲、なんか耳に残るよね、って言う曲。
へえ、Perfumeが歌ってんだ、くらいな感じのがいいですね。

3 ■感想

Perfumeがいいかんじで活躍していくにあたって、おっしゃっていることは現実的で的確な意見だと思いました。「記録よりも記憶に残る」とかほかにもたくさんありますよね。
私は、自分の考えがPerfume会議で一つのヒントとして参考にされるという儚い期待をしつつ、ツアーアンケートにいろいろ書いたのですが、ひげくまさんはブログの考えをアンケートに書かれたりしましたか?
スタッフさんや中田さんはブログのチェックとかしてるんでしょうか?

5 ■次の一手

極めて重要な上に、難しいですね。
それと問題なのは、ヤスタカ氏の音の興味が今どこにあるのかですね。
僕はたぶんもう、バキバキの4つ打ちはやらないとみてます。

最初から「良い曲」と思うより、何これ?と呆気にとられるものの方が心に残る曲になる気がしますが。

6 ■かつての

アンチPerfumeみたいな感じですね(黒笑)
一歩中に入ったら見えてくる景色は変わりますよ。

まぁ~ その話しは置いといてw

現在のPerfumeを見ていると今年の始め頃の長期休暇(充電期間?)この時に現場と会社とのやり取りがあったように感じます。
それまでのアイドルカラーを捨ててアーティスト路線に切り替えたのは、たぶん会社側の意向なんでしょう。
長年の実績がある売り方にする為の保守的な考えを選んだように思います。

この事務所はファンを抱え込むのが好きみたいだしw


もしも、かつてのチームPerfumeがまだ頑張れるならば必ず面白いことをやってくれるでしょう~ね~

何があるのか楽しみにしています。( ̄▽ ̄*)

7 ■Re:感想

>vbvyさん
コメントありがとうございます。
アンケート、今回は書きませんでした。
福岡公演でしたので、時期的にもあまり書きたい事が無かったのです。
スタッフや、あ~ちゃん(笑)はしてるかもしれませんが、中田さんはしてないと思います。影響されたくなくて、ライヴにも来なかった人ですから。(笑)

8 ■Re:とても難しい注文だが、やれそうな気がする(^o^)

>セラミックおじさんさん
コメントありがと(はあと)
やはりここらで、度肝抜いて欲しいですよね~
今何やったらカッコいいか、想像もつきませんけど。
  ベティ

9 ■Re:次の一手

>めたぼedgeさん
コメントありがとうございます。
そうですね、今流行っているものをやってもつまらないですから。
今一番避けて欲しいのは、ヒプホプ系の人がエレクトロに手を出してますが、あのザックリ大味な音ですかね。(毒)

10 ■Re:かつての

>koujiechoさん
コメントありがとうございます。
かつてのアンチPerfumeがどう言ってたか知りませんが、ほら、僕若い女の子に興味ないもんで、点が辛いんです(笑)許して下さい。
あーてぃすと路線、そういう勘違いを会社上部はしてるかもしれませんね。
でも、現場スタッフはわかってるでしょう。
ジェニーコールがある限り……(笑)
結局中田氏の音ありきで動くチームだし(こんな感じと言う注文をして、あとはクオリティはオマカセみたいな)
そこに掛かってますよね。
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