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通過儀礼としての東京ドーム



 さてさて、前の記事で「Perfumeが大人になった」と書きましたが、具体的にはどういう事でしょう。

 以前、あ~ちゃんが言ってた「テレビ番組(バラエティ)出演への抵抗」、ということがありましたね。
 あれは、ひとつには「観客不在でPerfumeとして仕事をすることへの頼りなさ、空虚感」だったと思うんですね。
 本当を言えば芸能人であるのに、今頃そんな事言ってちゃダメなんですが、彼女たちの場合は特殊な環境から出てきたがゆえの不安感があったと思うんです。それこそ10年経って初めてテレビに出た芸人みたいに。

 かしゆかはその発言の時、「ライヴが中心で大事だからこそ、こうしてテレビに出ることでお客さんを呼べるんだ」と割り切っていたらしい。つまりは秋葉原でのチラシ配りと基本は変わらない考え方だったわけです。つまり、根っこの部分で、それは割り切った宣伝活動であって、積極的な番組への参加とは言えなかったのではないか。

 僕は、最も番組を楽しみ、積極的に頑張ろうと思っていたのはのっちだったのではないかと思っています。彼女は変に疑問を感じることなく、当然のように受け入れてたのではないだろうか、と。



 それから、あのはげづらにもんぺ発言のことを思えば、話はつながりますよね。

 Perfumeは、自分たちの「在り方」について模索していた。
 周りから押し寄せる、ブレイクという現実の波に揉まれていた。
 しかし、ここに来て足を踏ん張り、しっかり自分たちを見つめ直し、(おそらくツアー中に)新たな「大人Perfume」としての在り方を見つけ出した。

 そう思えるのです。

 ひとつには、地下アイドルたちの台頭、年下の子たちの頑張りもいい刺激になっていると思うし、韓国のアイドルたちのことも(おおすちんさん並みに韓国の番組をチェックしてる西脇家のあ~ちゃんは特に)意識しているはずです。

 そこへ来てのあのかしゆかの涙は、彼女の成長を物語っていると思います。
 GAMEツアー当時も良く泣いてたらしいのですが、今回のドームが自分たちに撮って大きな意味を持っているだけに、彼女の劣等感とプライド、責任感と自己嫌悪がぶつかって、ああなってしまったのでしょう。

 ひとつ厳しいことを言うと、ああいうことは表に出していいものではありません。プロならば。

 それを踏まえた上で、あえて言えば、いつも本心を自分の中に押し込めている彼女が、あそこで暗い内面を吐露したことで、大きな成長への糧になったのではないか、そう思って(願って)います。


 のっちは、よく分かりません。(笑)彼女はなんか揺るぎない感じだから、むしろ、やっと二人がのっちのいる位置までたどり着いた、という気すらするんですがね。


 ともあれいろいろ考え、自分たちが見えてきたPerfumeが、これからどんな活動をするのか。

 Perfumeメインのバラエティが復活するのか。(?)

 楽しみですね。






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